2016年9月1日

8/31 横浜Fマリノスvs大宮アルディージャ

ルヴァン杯 
準々決勝第1戦
横浜Fマリノス 1-2 大宮アルディージャ
16 マテウス(大宮)
71 金井貢史(横浜)
87 家長昭博(大宮)

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リーグ戦から中3日で迎えたルヴァン杯の第1戦、急造システムで臨んだマリノスは大宮に弄ばれ数字以上の完敗。哲也の鬼セーブがなければ取り返しのつかない点差になっていたでしょう。

大宮は脆弱なマリノスのビルドアップを狙って、積極的に前線から追っかけてきます。それに対して何もできないのが今のマリノス。

たまらず引いてきたボランチとCBの2人を合わせた4人と、前の6人が分断されています。

鹿島戦と同じで、もう明確なウィークポイントとして狙われているんですね。元々大宮はそんなに前からグイグイ来るチームではないのに。

マリノスの方は収めどころがないため、繋がればラッキーのボールをなんとなく蹴って敵に渡してしまいます。

大宮は、ショートカウンタ以外ではいつも通り。特別にリスクかけずに家長昭博をサイドに逃がして強引にポイントを作るのがその一つです。

あとは右SHマテウスが中に絞って、サイドバックの渡辺大輔の道を開ける。

最後は基本的にはクロスボール。

金井はキレキレのマテウスに振り回されてマッチアップで完敗。

試合開始から圧倒的に押し込まれるマリノスは、その流れのままマテウスのスーパーミドルで先制点を許しました。

ロングボールを家長が落とすと、マテウスはマリノスの2ボランチを軽くあしなって、GK哲也からしたらノーチャンスのバナナミドル。

その後、ファビオはクリア時に脚を痛めて勇蔵と交代になってしまいました。心配…これ以上の怪我人はきつい。

その後もずっと大宮ペース。サイドをえぐられるのでディフェンスラインが下がる。だから、ブロック敷いても相手のパスの出しどころに詰められない。

大宮のやりたい放題で、大好物のSB裏で起点を作られ続けます。

学にはブロック内でパスを受ける役割を任されてように思いますが、ボールが来ないので徐々にポジションを下げていきました。

前田・学・翔さん・マルティノス、みんなパスの受け手。

そもそもパスの出し手がいないから前に運べるはずがない。

鹿島戦でカイケを下げて敬真を入れた後と同じ状態です。

もしかして、エリク監督は鹿島戦の2点目に味をしめたんじゃ…いやいや、あれは学の超絶個人技だから!

学の真ん中起用も愚策っぽい。

学のドリブル頼みのチームは、いかに学に良い状態でボール渡すかを今までずっと考えてきたのではなかったのでしょうか。

常に相手ボランチが待機してる中央に、良い状態でボールが来ることは少ないです。

そこまでボールを運べない時に、学がミドサードで縦パスを付けられる役までやってくれてたことがあったのも確か。

でもさ、選手が「学ありがたい!それに助けてもらおう」ならまだしも、監督が「学ありがたい!全部やらせよう」は違うでしょ。

その役割をどう他の選手に分配させるかを考えてください!

後半のマリノスの抵抗は、

・気合い入れてこっちが前線から狩りに行く

・学や翔さんが下がってきて出し手になる

・マルティノスと前田のサイドチェンジ流動化。

・SBの特攻

大宮がどっしり構え始めたので、学にドリブルさせてあげられるスペースはいただきましたが、こっちもカウンターのチャンスを与えてしまいピンチの方が断然多い…

前田に代えてカイケくんの投入。出し手を補充。学はサイドへ。

勇蔵の攻撃関与はひどいものでした。リーグ戦で使ってもらえていないのには理由があるなぁ…

後半も大宮に次々と決定機を作られましたが、クロスは江坂任の頭にズバズバ合わせられましたが、哲也の幾度にもわたる神セーブで乗り切ります。

両SB特攻が機能しました。カイケくんから走りこんだ祐三へ、サイド深くからのクロスを逆サイドで合わせたのは金井!同点弾!

そこからは大宮がバテてきました。

マリノスはポゼッションを強め攻勢に。兵藤が潤滑油になりつつ、学やマルティノスの勝負からチャンスを作ります。

お互いに足が止まりつつも、どちらに転んでもおかしくない緊張感たっぷりの試合終盤。

マルティノスがやらかす泣。

自陣、全く仕掛ける必要のないところで無駄にこねくり回した挙句にロスト。

彼はずっとイライラしていて、独りよがりのプレーが増えていた。

簡単に家長に繋がれ、そのままシュート打たれて勝ち越されます。

はぁ…さいあく。1人の選手を責めたくはないけど、これはマジで最悪でした。

1人のエゴやメンタルの不充実で、なんとか保っていたチームのバランス・テンションが崩れてしまうことを実感しました。

内容では敗れていたけど、みんな最後の一歩で集中していたし、ゴール前には哲也がいた。そして引き分けで十分だった…

マルティノスには本当に反省してもらうとして、大事なのは日曜日。

1-0でいいと言う条件を得たのは控えめに言って哲也のおかげですよね?

あの神がかったセーブの数々を無駄にしたくない、今日の試合を前向きに消化して、競り勝ってほしい!

場当たり的だし、安直な采配が目立つエリク監督。俊輔システムはもはや見る影もないですが、怪我の俊輔はどんな思いでこの試合を見ていたのでしょうか?