2016年9月28日

9/25 横浜Fマリノスvs川崎フロンターレ

2nd 13節
横浜Fマリノス 2-3 川崎フロンターレ
14 狩野健太(川崎)
84 三好康児(川崎)
96 中町公祐(横浜)
98 伊藤翔(横浜)
100 小林悠(川崎)

ここで勝てば2nd優勝への希望が膨らむ重要な一戦はラストプレーでの劇的敗北でした。試合内容では圧倒的に川崎の方が上だったので、悔しいからこそ冷静に振り返りたいと思います。

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マリノスの攻撃は学とマルティノスにサイドライン踏ませて、スペースを与える状況でボールを供給、そっから突っかけるがメイン。

ただ川崎の前線3人がかりの限定で、早めの段階でサイドに逃げてしまう。そうすると相手もサイドに寄ってくるのでそのサイドにはもうスペースはない。

結局パクジョンスと中町のサイドチェンジで逆サイドのSHにパスを付けて仕掛けさせる、しか選択肢がなくなる。

それも繰り返していれば読まれるし、サイドチェンジのボールの質が高くなければ、ボールが空中にある間に相手が寄せる時間もある。

むしろ互いに手薄になった逆サイドで奪われると一気にピンチになる。そんな感じでマリノスの前半は攻撃はほぼ機能せず。

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川崎は中村憲剛が最終ラインに落ちつつ、超攻撃的CBの田坂祐介を押し上げる。両SHはサイドに引っ張ることもあるけど、結構柔軟に中央にも入ってくる。

狩野健太や三好康児をターゲットに憲剛や大島僚太から縦パスが入ると、周りも流動的に動きだす。

これに対してマリノスは異常に絞って中央を締める。川崎のコレクティブな距離感に付き合う感じ。

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序盤、憲剛以外はマリノスが諦めたサイドをうまく使う意識がなくて、盲目的に突っ込んできたからことごとくブロックすることができた。

だからこそなんでもない先制点が惜しい。あっけなくゴール前で狩野をフリーにして、「やられても大丈夫なクロス」から失点。

その後もSBは上げず、マリノスは前半は耐えるプランだった。

ボランチはいつもよりゾーン主義的で、どうせたくさん川崎の選手が入ってくるから、最後ここぞのとこで寄せるイメージかもしれない。

それで狩野を浮かせて好き放題やらせていた。スペースがないので彼のできることは限られていたけど。

でも、守備的ポジショニングながら憲剛のパスは効いた。スペースのない中でもポジトラでわずかな隙間通してきたり、流石の配球。前半からかなり嫌だった。

バイタルを締めるなら締めるで、もっと徹底できたはず。中町は我慢したが、パクジョンスは中途半端に食い付かされてピンチを作った。

そして、兵藤が活躍できない。マリノスがまともにパス回しできない時はいつも空回りしてしまっている印象を受ける。

翔さんも孤立している。学へのパス以外で攻撃のスイッチが入らず、前半の終盤はずっと持たされる展開。

思い切って前半を捨てるのは最近のエリク監督の苦肉の策だ。怪我人が多い中で結果を出してきた要因にもなった。でも、それならあの失点はできない。

谷口彰悟と車屋紳太郎の対人の強さもあった。わずかに優位な局面も潰され、マリノスは前半シュートを打てなかった。

前半は0-1。

後半開始からマリノスはギアを上げるけど、有効な攻め手は見つからなかった。

前がかりになった時に最終ラインが付いてこれないのを憲剛は見逃さなかった。適確に縦パスを通されて川崎の攻撃の糸口になった。

でも、こうやって憲剛がリスクかけて攻め込んでしまうので、マリノスの最近のトレンド「オープンな展開」に徐々に引きづりこまれていった。むしろ試合をコントロールされた方がマリノスにとってはきつかった。

マリノスは兵藤が足をつって、前田が入る。ポジションはそのまま!なぜサイドアタッカーを真ん中で起用するのか最初は疑問だった。

川崎は車屋を左SBに下げて、狩野を左SHに下げて4-4-2に変更。学とマルティノスにきちんと対面をつけるようになっていた。

その後金井に代えて遠藤も投入し、もうドリブラーだらけwwwまさか学とマルティノスと遠藤と前田が共存する日が来るとは…

エリク監督は、オープンな展開なら、ドリブラーでとにかく早く前へ運んでいくサッカーを考えるようになりました。ドリブラー狂。

マリノスの2失点目。プレスをかけられた栗原のパスが乱れた。そのボールを拾われると、走り出す三好を離してしまった。0-2。

あの程度のプレッシャー下でパスが乱れてしまうと厳しいなぁ。。。

マルティノスは、めちゃめちゃ頑張ってたけど、やはり荷が重すぎない?たいして良い状態でSHにボール渡せていないし、それでもチャンスに持って行く学が凄すぎるだけ。仕掛けるしか選択肢がないのは酷だ。

遠藤がマルティノスを追い越して行ったり、前田がカットインして学と入れ替わったりすることで、エリク監督はドリブラーの2連射を狙っているのかも(終盤は学が右、マルティノスが左だった)。

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(学がカットインした奥のスペースに前田が入れ替わっている。このシーンでは学はさらにカットインしていき、前田にパスは出なかった)

パクジョンスに代えて天純。天純は自信をつけてきた。なめらかなタッチにも磨きがかかってきたような気がした。短い時間でも存在感を発揮!

ロスタイムの9分は、マリノスはほぼ捨て身で、お互いに殴り合いだった。

前田と天純で右サイド崩して、翔さん、最後は中町で一点差に。相手のミスから学がキーパーを抜いてマイナスのパスを翔さんが蹴り込んで同点。

しかし、CKの流れから小林悠に決められて2-3。栗原はマークについていたが一歩及ばなかった。その前の競り合いでエドゥアルドのマークの際もうまく競れていなかったので、疲れもあったと思う。

まとめ

マリノスは中町がパクジョンスと横並びの4-2-3-1を採用しました。前節のようなパクジョンスのアンカーでは、やはり川崎に通用しないだろうということでしょう。

ただ実際は4-1-4-1の長所、兵藤を生かしたパス交換や、セカンドボールを拾った2次・3次攻撃、それらを全部失いました。兵藤と翔さんを無駄走りさせ過ぎています。

あまりにも学とマルティノス頼み。

後半に前掛かりになる割にはラインが上がらず、4-4ラインの間が開いて弱点を露呈します。

システム戻してみたら昔の課題群がまた噴出したわ…では成長がありません。

甲府戦は、エリク監督に明確な意思を持った変革を求めたいです。

関係ないですが、最近一時期と比べてブログランキングが落ちてきてしまいました。カエルマークをクリックしてくれると嬉しいです^^

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