2016年12月25日

12/24 スタジアム観戦記 大阪戦@日産

久しぶりのマリノスの公式戦!めっちゃ待ったよね。

みんな鹿島鹿島言ってるので困っていたところでした。

相手は因縁のガンバ大阪。今年5回目w

ルヴァン杯の試合を観ていても、試合の回数を重ねるごとにマリノスの方が相手に戦術的に対応していっていると思ったので、今日は大きな期待を持っていた。

先月の新潟戦の時と同じく、バクスタの2階は開けてくれなかったので、ゴール裏斜め上のあたりから観戦した。

img_7722
(はい。逆光。いつも写真撮るのが下手すぎる)

試合の序盤、マリノスは珍しく良い入りをして、新潟戦とは打って変わった連動性にまず驚いた。

敬真は沢山の役割を背負いすぎることなく、ワントップとして完璧な起点となった。以前の、泥臭く潰れながらのプレーというよりは、より最初のワンタッチに重点を置いて単純に捌く場面が多い。

周りからサポートする前田や天純との呼吸がぴったりで、真ん中に激しいインテンシティを持ってプレッシングに来る大阪を逆手に取った。その場で潰れないことで、次の受け手としての動き直しが可能に。

大阪は、遅攻でサイドに人数を集める方法をよく取る。敬真と前田の前線プレスは、今野・井手口の真ん中をできるだけ経由させないように注意を払いながら、マリノスの守備が堅い右サイド(中澤・喜田・祐三が待ち構える)に誘導させていたかもしれない。

そっから遠藤保仁がサイドに流れた時がこわいのだけど、密集を作って足元に詰めることで抑えきれていた。

ビルドアップにも大きな向上があった。今日は喜田が最終ラインまで下がってくるのを我慢して、あえて高めの位置を取った。それでも、天純がうまく最終ラインからボールを引き出すと、喜田はスペースを見つけながら抜群の中継だった!

相変わらず、GKとCBの2人は危なっかしいパス回しを続けたけど、良くも悪くもそれで大阪の攻撃陣が飛び出してきてくれる。

特に新井はちょっと後ろ向き過ぎていたし、パスやクリアが弱々しかったりしてヒヤヒヤだったけどね。でも、守備ではパクジョンスにはない機動力があって、何度も見せたサイドへの鋭い飛び出しはエリク監督も狙い通りだろう。SBにポジションを移してからも守備には全く不安を感じさせなかった。

アデミウソンにはスピードでぶっちぎられるけど、中澤も新井もその後の対応は冷静だった。

でもやっぱりあのビルドアップを見ちゃうと、来季開幕前にCBには絶対にテコ入れが入ると思った。

チームとして、カウンターの質がかなり高くなっていて、個人的には金井のカウンターへの関与がしびれた。高速ドリブルなうの学を大外から追い越していく動きも定番になりつつある。そして学から使ってもらえる回数も増えてる!

ゴール前まで行くものの、強引にシュートを打ってくれるストライカーがいない…

前田にもチャンスが来るものの、足元、「ここにボールを置けたら俺のもの」っていう領域が狭すぎない?前田さん

マリノスは先制点を取れないでいるなか、学が独力でPKをとると、自ら沈めて得点!頼りになりすぎてこわいよー!

祐三は足をつって交代。最後の日産スタジアム。大歓声に包まれながらピッチを去る祐三を、おれは目に焼き付けた。

天純の幻のミドルシュートゴールもあった。オフサイドの位置にいたマルティノスに、天純のシュートは触れてないけど、GKにとってブラインドになったと判断されてノーゴールにされたのだろうか。

かなり微妙なジャッジで、正直ゴールでよかったでしょ…

後半には押し込まれる時間帯も多かった。

ところどころで、敬真や学が意図的にプレスのスイッチを入れることで守備にも緩急をつけていた。

大阪にも純粋なフィニッシャーはいない。決定的なシュートは何度も打たれたものの、ゴールを割られるのは後半も最後の方、CKのこぼれ球からだった。

最後には俊輔の出番も!久しぶりに見た俊輔は、相変わらず驚異的な視野の広さを感じさせた。久しぶりの感覚。2階で見てるおれより見えてるんだろうなぁ笑。

6分のロスタイムも終わろうとしていた時、今日2度目の天純のミドルシュートが決まった。なんてドラマチックなクリスマスイブ!

img_7724
(逆光はわざとです)

メディアから雑音を浴びせられながら、1ヶ月半でここまで戦術を積み上げ、完成度を高めた選手とエリク監督、すげくない!?

試合後、HUBでStuartさん(@stuartcw)に初めて会った。この前、マリノスの外人サポーターとしてネットの記事に載ってるのを見たことがあった。

とても気さくな方で、さすが人気者ダァって思った笑。大阪にも行けたら行くらしい笑

川崎vs東京の試合も観戦した。川崎が早々に先制すると、店内はため息で溢れる…川崎不人気だなぁw

川崎は、ネットと中村憲剛のボランチコンビがやばい。ネットが溜めて憲剛が叩くだけで攻撃が成立する。

あと、大久保の貢献度がハンパなかったけど、来年、本当に相手チームにあげていいの?ほぼルーニー状態だったよ?

マリノスが来季に希望を見出せる内容で準決勝に駒を進め、新潟戦に続く劇的勝利でハッピーな気分!

これで今年の日産スタジアムでの観戦は終わりだけど、なんか観た試合の勝率良かった気がする!

ただ一つジレンマが…

新潟戦と違うのは、この試合で、もしかしたら来季のマリノスがハッキリ見えちゃってたかもしれないこと。俊輔を欠いて、十分に戦える地力と戦術理解を示していた。(でも同時に、少ない時間で俊輔は存在価値を発揮した)

そしてこのスタイルに適合していなかったのは、哲也と中澤と祐三だった。彼らの高い能力を生かすも殺すも戦術次第。

鹿島戦で今日みたいな試合ができるとも思わないし、その時にこの3人にむしろ依存するだろうことも有り得る。

このメンバーで最後まで勝って、この天皇杯で優勝してほしい。

それなのに、内容が良かっただけに、変化に置いてかれる選手が際立ってしまうのは皮肉すぎる。

にほんブログ村 サッカーブログ 横浜F・マリノスへ