2016年2月28日

2/27 横浜Fマリノスvsベガルタ仙台

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1st 第1節

横浜Fマリノス 0-1 ベガルタ仙台
19 三田啓貴(仙台)

前半、ついに開幕戦との張り切りもあって、お互いライン高くインテンシティ保ち、中盤は狭い、ボールはまわらないガチムチ。。。そのなかで出足の速さでセカンド回収で優位にたった仙台ペースに進んでいきます。

マリノスの前線からのプレスは、伊藤翔と天純で意思疎通とれず、ちぐはぐでコース限定できません。うーん、そもそも前半通じて連動したプレスからの狩猟はほぼ成功してないです。連動してないので三門の詰めがかわされバイタルで隙を突かれたり。

意図的か、マリノスは自陣で奪われるくらいなら前線にただ蹴っている状態でした。もちろんロングボールを収められる人は前にいないので敵の最終ラインに渡してるようなものです。

仙台相手にもう少し出来ると踏んでいたのでしょうが、序盤思ったよりポゼションできないマリノス。やはり俊輔不在が響いています。

この展開に焦ったのかちょっと三門が落ち着かなくなります。単騎での取りきろうとするプレスが増えポジションを頻繁にブレイク。バイタル浮かせて学にカバーさせる場面も出てきます。

失点はこの時間帯に浮き足立ってしまった三門に依る所が大きいです。まず三門のブレイクをきっかけに喜田がポジションチェンジ、左に喜田、右に三門となります。

右サイドで遅攻起点つくろうとした仙台に対して、三門がボールに依りすぎてバイタルに穴をあけます。そこに喜田がカバーに入りますが奪いきれず、喜田のいたスペースで仙台のボランチ三田に前を向かれます。そこからはファビオが1対1で外されThe End。

チームとして問題があった前半の展開に危機感を覚えて、それを打開するきっかけを作ろうとした三門はあまり責められませんが、仙台としてもマリノスブロック外でしかボール保持できてないので、どっちもどっちです。割り切ってカウンター伺うなど、時間帯的にはとりま耐えきる事を考えるべきだったのかもしれないですね、、、結果論で。

攻撃に関しては、俊輔がいること前提の動きしかできなすぎという感じでした。普段通り預けようとするパス・動きに終始して保持できる人がいない。詰められてもないのに他人任せ。前でタメ作れないからSB上がるタイミングもなし。

学にスペース与えるためにあえて重心を右サイドに寄せてるのか、右サイドにやや偏重した攻撃。でも学を使う余裕も無く、それ以前に囲まれて奪われてしまう、、、

ロングボールでは足元を狙い過ぎました。普段ポゼッションやってるチームだからこそなのかもしれないですが、スペースに出すパスが出ないのは、なんででしょう?たしかに、足元へのパスの方が安心だし勇気は要りません、けどロングボールでさえ駒を狙おうとしているようではまだ割り切りができていないと言わざるを得ません

ライン下げてからならこれでいいんだけど、ライン下げるためのパスにはなってないということです。これではスペース使えないし、思い切って受け手を走らせるようでないと相手ラインも下がらないので。

後半に入ると出足が積極的になり、狭い局面で天純中心に密集・連動した攻撃が徐々に成功し始めます。距離詰めれば繋がるということですね。預け手が近くに沢山いるし、出した後もすぐに受け手にまわれる。

でも裏抜けを増やしたいエリク監督としてはこれだけではダメらしく、兵藤・天純に替えて富樫・仲川を投入、4−4−2気味にして中盤の繋ぎよりもまずはバイタルを空けようと画策します。

トップに加えて三門も前半以上に縦へのランニングを増やし、たしかにラインを引き延ばせています。でも一直線に縦に走るだけの工夫のない動きだしなので、マーカーが付いて来れてしまいます。そこでボールを受ける事は難しいので、斜めへの走り込みとか、もしくは誰かが空けたスペースに同時に入り込みボール受けるなどの工夫が必要でしょう。

2トップががんばって、相手ラインが下がってくると両SHが中に絞ってボールを保持できるシーンが増えてきます。これで少しタメができると、前半少なかったSBのオーバーラップが促され、サイドから厚みのある攻撃が見られるようになります。

何度もクロスをあげますが、精度の問題もあって点で合わせられるようなシーンは作れず。結局最後まで決定機もほぼ無いまま仙台に逃げ切られ0−1終了です。

さて、現時点で中盤インテンシティ高めてブロック形成してくる相手に対する、俊輔抜きで考えられる攻撃オプションは2つです。

1つは天純をトップ下にいれて味方がそれをサポートするように密集、交互に出し手・受け手を担って連動したパスワークからの突破、それを利用してつくったスペースの利用。

もう1つは4−4−2気味で2トップでラインを押し下げまくり、SHが入り込む。そこである程度ボール保持してSBのオーバーラップを促す。自らペナ角から狙ったり、もしくはSB走らせてサイドえぐってから、クロスを前線2トップに合わせるというもの。

学のサイドでは上がってきた下平をおとりに使ったドリブル突破とかも効果的でしたね。

さて、まず、カイケ来るまでの1トップは冨樫にやらせるべきです。得意なのは伊藤翔と同じ、くさびになるプレーですが、伊藤翔よりもパスの引き出し・マーカーを去なす動きが巧いです。

それプラス、裏への走り込みも味方が苦しくなりパスを出したい時に動ける。この試合ではそれでも足元にパスがきてしまい効果は出ませんでしたが、動き出しのタイミング・質は高かったように見えました。

具体的には、走り込む時に、そのモーションで、味方がパスを出しやすいような分かりやすいシグナルを送れています。伊藤翔はここができていません、よくも悪くも俊輔への依存でしょうか?動きに緩急が無いまま、ふらふらとマーカーを引き連れている事が多いので、走り出しもあるけど出し手がタイミングを察知できていませんし、いざ出し手にとってパスコースが必要な時にはマークつけられてたりします。